あとがき 〜「思い出せない」〜
執筆年月日 2002年4月
Web小説投稿サイト『-
Short Story FIGHT CLUB -』に投稿した作品です。
(サイトへはこちらから飛べます →)
『つづみ』というPNで参加しました。
こちらのサイトには初参加だったのですが
実は、自分の作品をどこかに投稿するということ自体が初めてだったんですね
『つづみ』というPNが世間に出たのも初めてだったのかもしれないなぁ。
『さかきひいろ』の前に考えていたPN『真下鼓(ましたつづみ)』
こちらの投稿サイト、作者を当てよう!っていう別の企画もあったので
この際『さかきひいろ』ではなく、別の私として修行に出ようと思ったのでした。
いやぁ、とにかく楽しかったですねぇ。
このサイトでは、毎回お題にそってみんながショートストーリを持ち合い(投稿)
広く感想や批評を頂くという、そして最終的に優秀作品を選び出そうというなサイトなのです
最初から優秀作品に選ばれるとは思っていませんでしたけど
参加する以上は、みんなに選んでもらえたらいいなぁって思いましたね。
でも、書いている間はそんなこと少しも考えてませんでした
お題が発表された翌日には書き始めてたし、翌々日には書きあがってて(笑)
さすがにそんなに早く投稿したら、いかんだろうと思って、しばらく推敲ということで寝かせていました。
それでも、随分早くに投稿しちゃったので、発表までが長かったなぁ。
ちなみに、今回のお題は『香』でした。
嗅覚の『香』でも名前の『香』でもいいという自由さ
そりゃぁもう、書きたくなっちゃうじゃないですかぁ。ねぇ。
さて、今回のお話ですが、ぴーんと思いついちゃったんですね。
最初に思い浮かんだのは図書館のイメージ。
そこから、古書や香水の香りが引き出されていった感じ
今回、これを書くに当たって考えてしまったことは
『香り』と『匂い』の違いです。
私的には生物的な、生きているモノを『匂い』
(食べ物、植物など)
人工的で、静的なモノを『香り』と考えています。
(香水、など)
実際には、区別なく使われている言葉なんじゃないかなぁって思います。
実際、辞書で調べても同じように書かれていました。
漢字一つの意味や生まれを調べていけばもっと違うのかもしれませんが。
その辺は、実際に作品中でも区別して書いていたんですが・・・
頂いた感想の中に「”香り””匂い”が文中に何度も出てくるのが気になる」
と、いわれて、あぁ、そうかぁ。意識しすぎちゃったかなぁと反省
むむむぅ。難しいものだなぁと思いました。
今回、参加してみてよかったって思いました。
いろんな人の感想を聞けたこともとてもよかったと思うし
一番は、いろんな人たちの作品を読むことで勉強になりました。
チャンスがあれば、投稿っていうのもやっていこうと思いました。
とても楽しく参加させてもらいました。