あとがき 〜「桜の香り」〜
原案 3年前くらい(笑)
執筆年月日 99/12/10
この作品は、ちょっとホラーっぽいのを。と思ってネタを作りました。
ホラーと一口で言うと色々あるんですけど、私の作品の根っこは人の気持ち
ですから。それを踏まえたホラーです。<それって、どんなの?(笑)
何が怖いって、執念とか怨念とかそういうものに代表される人の気持ち。
気持ちと言えば聞こえはいいけど、念ですからねぇ。怖いです。
簡単に言っちゃえばどうしても自分の物にしたかった女の子を殺して
桜の木の下に埋めちゃった。って話なんですけど(笑)
昔からよく言いません?美しく咲く桜の下には死体が埋まってるって(笑)
そこからヒントを得たんですが、彼は美しい少女を美しいまま閉じこめて
おきたかったんでしょうね。美しい桜のように。という願いを込めて。
これはさらっと書き上がってしまった記憶があります。
キャラのバックグランドを考えることもなく、さらっとラクチンに。
いろいろと設定するよりもシチュエーションで書くのは楽だなぁと思った作品でした。