あとがき 〜「無色の色」〜
原案 3年前
執筆年月日 98/5/21
この作品もシチュエーション・ストーリーです。
お風呂に入ってるときに、ふと思いついたんです。
水恐怖症の人って、お風呂どうしてるのかなぁ?って。
顔洗うとき、洗面器に溜めたお水だと怖い。って小学生の時に友達に聞いた
事があったんですね。
なら、浴槽いっぱいのお湯はどうだ!と思って書いてみたんです。
実際、水恐怖症の人が入浴剤入れて安心するかどうかは定かではありません。
ただ、色が付いてたりしたら安心するかしら?ってそれだけで書きました。
私達の日常でも、結構お湯に浸かりながら考える事ってあるでしょう?
それを物語にしてみたかったんです。
ちなみに私はもっと単純なことばかり考えています。
明日は何が食べたいとか、乾燥肌が痒いとか。後はただぼぉっとしてる(笑)
リラックスできる瞬間だからこそ、思わず閉じこめておいたものが浮かんでくる
事もある。悲しいことも、楽しいことも。
昔はよく、お風呂で泣いたりもしましたねぇ・・・。昔の話です。