あとがき 〜「満月の夜に」〜
原案&執筆 5年前
この作品は5年前にすでに出来ていました。
高校に入って童話のなんとか賞に応募するつもりで書いていましたが
童話という感じから何だか離れてしまって、結局応募できなかった作品です。
でも、お気に入りでずっと温めていました。
月には魔力があると言います。
こういう素敵な魔力だったらいいなぁって思いません?
最後には魔法に掛かっている間のことを忘れてしまうのですが、
実は原案の時点ではそんなことはなかったんですね。
月見が終わった後、主人公はネズミのために大掃除を始めるんです。
ネズミ達のためにお風呂場には温かいお湯を用意して。
でも、それだとなんだか掃除のお話みたいじゃない(笑)
で、HPにアップする時点でラストだけ書き直しました。
一人暮らしのワタナベさんと大家族のネズミ達。
一つ屋根の下で、この一人と大家族もまた家族だったのねぇ。
なんて、ちょっと思ってもらえたら嬉しいかな?
満月の夜、月を見てみませんか?