明日はあるのだ、と。
仰いだ空が どこまでも続いていくから
踏みしめた地が 目の前に道を続いていくから
明日はあるのだ、と。
そう信じて一歩 踏み出す力を下さい。
眠りに付く時 この目が二度と開かないだろうと
そんな不安に駆られないで
明けた朝に 明日は無いかもしれないと
そんな不安に駆られないで
明日はあるのだ、と。
そう信じて一歩 踏み出せるだけの力を下さい。
どうしようもなく 弱い自分を見つけて
どうしようもなく 情けない自分を見つけて
消沈してしまったこの心を解かして
手を伸ばせば届く所に 求める何かがあるのだと
手を伸ばしていいのだと 求めていいのだと
見えない何かを 見据える澄んだ目を
掴めない何かを 触れられる確かな手を
養う一言を 後押しする手を
どうか 私に
明日があるのだから、と。
声をかけて叱咤して 時に咎めて勇気付けて
この目を この手を
前に向けて 差し出す勇気と力を下さい。
仰いだ空や踏みしめた地だけでは心許なくて
贅沢な悩みと 笑ってください
何を馬鹿な事をと 怒ってください
それが今 何よりも求める声だから
その声を 聞かせて
どうか 私に