いつもうちのHPをひいきにして下さっているルビーさんから
キリ番ゲット!プレゼントに作品リクエストを頂きました。
その設定を元に作品を創っています。

いきなりですが、同性愛もののお話です。
ぼーいずらぶ。やおい。juneというジャンルものなのですが
偏見を持たずにみなさんに読んでいただきたい作品です。

ちなみに、作者としましては、同性愛肯定派です。
相手が同性だろうと異性だろうと、恋愛の本質は一緒だと思うんです。
恋をする。ひとを愛するという気持ちには
良いも悪いも、ないと思うんですよ。
その気持ちが確かなモノなら、不純もなにもないと思うんです。
だから、普通の恋愛モノとして受け止めていただきたいのです。

作品としてアップするときに、実際の同性愛事情よりもずっと
綺麗に描いてしまうかも知れません。
本当はずっと辛いことも。悲しいことも。
当事者達にしか感じ得ない部分を
第三者として、ある意味想像で描いてしまうでしょう。
それは、作者にその経験がないからであり
肯定派とは良いながらも、本当は何もしらないからです。

それでも、作者の思い描く恋愛モノは
やはり誰かを想う気持ちで出来上がっていくと思うので
気分を悪くされる方もいらっしゃるかと思いますが
お付き合いいただきたいと思います。

ある日突然、親友から告白されて戸惑う主人公。
彼はごく普通の男の子です。
その年頃の男なら当然の様に女性に興味を持つ
どこにでもいる男の子です。

そして、その彼に告白したのは
彼の大親友であるカイというハーフの男の子です。

彼はいいます。

「この恋は特別じゃない」と。

「好きになったのが、偶々君だっただけだよ」と。

カイとの友情を壊したくないけれど
カイの気持ちに親友以上に近づくことが出来ない主人公。
カイとの間に距離を置き、軽蔑し、困惑し続けます。

恋愛経験がないために、余計に混乱します。

恋愛。人を好きになること。の本当の意味を。

実際の所、執筆している作者自身

自問自答を繰り返しながら二人を書いています。

この世の中に自分のパートナーになりうる人と出会う確率って
どれくらいのモノなのだろうと考えました。
私の場合、たまたまとても近くにいてくれたけれど
どのタイミングで、どれくらいの距離で
その人が存在しているか、実際はまったくわからない。
例えばそれが、偶然とても近くにいたとしても
お互いがベストパートナーだと気付くことがあるのだろうかと。
出会うタイミング、二人が近づくタイミング。
どのタイミングがずれても叶わない恋だとしたら。
パートナーに出会えただけでも、カイは幸せなのかも知れません。

なんだか、切ないお話になりそうな気配です(笑)

かなりの遅筆ですが、一歩一歩進めています。

このお話が完結するまで、温かい目で見守って下さい。


 

 

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