久々 声が届く電話

何日も会っていなかった距離

 

ふいに短くなった気がした

 

言いたいは言葉いくつもあったけど

見つける前にほっとして消えた

 

なんて近いんだろう

ウソみたいに 鮮明な声

 

ちょっとした用の電話

でも ずっと多い会話

話したかった気持ちが流れるようにでてくる

受話器を当てる耳が痛くなっても

まるで目の前にいるみたいに近い

すごくほっとして 口元ゆるんでる

「なにニヤケてるんだろう?」

 

でも

 

なんだか 大好きな瞬間

 

 

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