デート
寄り添って歩いていた
寄り添いすぎて お互いの肩をぶつけ合いながら
踏み出す足も交互にしないと ぶつかりそうだ
こんなにぴったりくっついていても
まだまだ・・・ もっと・・・ ずっと・・・
二人は くっついていられそうだ
腕の長いあなたと手をつなぐとき
ちょっと追いつけない私の手は
あなたが不自然に曲げてるヒジと同じくらい
居心地がいいって知ってた?
君の小さくて柔らかい手を握っているとき
このままポケットにしまいたくなる
ずっと離さずに 離れずに
このまま僕のポケットの中へ 押し込んでしまいたい。
映画のワンシーンみたいに
階段を使ってキスしようとしたけれど
二人の間に出来た距離が遠すぎて
公園のベンチに立った私
初めて見下ろすあなたの顔は
なんだかとても 新鮮に思えて
また恋に落ちた
二人のデートは いつも幸せ
二人のデートは いつも幸せ
二人いればどんな時だって
きっと、いつでも