天ちゃんからの贈り物 & ひいろの詩
(左がひいろの詩。右が天ちゃんからの返詩になります)

 

繋ぐ手の温かさを忘れたわけじゃないのに
どうしてこんなに 胸の中がざわめくのだろう
この手も その手も
しっかりと繋ぎあって ひとつの塊になって
そこには何にも邪魔するものなんてなくて
手の平の汗と
温もりを合わせただけの 微熱があって
 
たったそれだけ
たったそれしかないのに

繋ぐ手はしっかりと 私の心まで掴んだ
掴んで揺さぶって ざわめきでいっぱいにするんだ

嬉しいのかな
幸せなのかな

確かめる術は 申し訳程度にしか持ち合わせてなくて
だからぎゅっと 握り返した
指の骨が軋むくらい強く その手の存在を確かめるように
きっと今 指先を動かせないくらい束縛しているのに
なんでもない様にその手はあって

この手を握って 繋いで離さないんだ

こんなにも今 苦しいくらいに今
私のすべてを掴んで
心も身体も 繋いで離さない

少しのときめきと たくさんの安堵を与えて

あぁ そうなんだ

この手が好きなんだ
この人が好きなんだ

再確認させられる

繋ぐ手の温かさを忘れたわけじゃないのに
どうしてこんなに 胸がざわめくのだろう

泣きたいくらいに今 この手は温かい


By hiiro sakaki

   

君に強く手を握られた

繋いで離さない君の手

束縛されても
泣かれても
それでも
君から離れられない

繋いだ手
あたたかく僕の心捉え
僕もなぜか安堵感じて
安らかな気持ち感じてる

嬉しいよ
幸せだよ

僕は
君の感じてるざわめきも
心で感じ取っている
その震えるざわめきさえも
愛しくてしかたない


いつまでも繋いでて
このままずっと
君の手の温かさを感じていたい

From yamato tenji

   

 

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声に出すだけで胸が苦しくて
あなたに向けるだけで唇が震えて

あなたの名前ひとつ
あなたへの気持ちひとつ

そこにあなたがいるだけで
それらはすべて あたり前のように心に居座る

苦しいと感じる時も 幸せだと感じる時も
変わらずそこに あなたがいるから
私の心は それだけできっと確立されている

あなたを好きだという気持ちも
あなたの名前を口にするこの唇も
何もかもが震えて
喜びにも悲しみにも この心は震えて教える

そこにあなたがいるだけで
私の存在意義まで確立されてしまうから
あなたを失う事だけは出来ないと どこかで怯えて過ごす
求める気持ちも 失いたくないと怯える気持ちも
背中合わせで あたり前のように心に居座る

手を伸ばして求めたら 目の前ですり抜けてしまいそうで
求めまいと俯いたら あなたは霞んでいってしまいそうで

あなたへの距離 知らずに測ってしまう

たった一歩で埋められてしまう わずかな距離でも
二人の間には 風が吹き抜けるくらいの空間
顔を見て 目を見て
あなたを確かめながら話せるくらいの 丁度いい至近距離

それさえ苦しいと思う時 どこかで嬉しいと感じていて
矛盾ばかりで答の出ない気持ちは
きっと 恋なのだろうと思う

そこにあなたがいるだけで

この気持ちは 恋になった

By hiiro sakaki

   

僕への距離を取ろうとする
そんな君が大好きだよ

強く望めば
僕は霞むことないだろうに
けれど
君のその微かな想いだけで
僕は立ち続けられる

君が僕を好きだと思ってくれる
君が僕の名前を呼んでくれる
君が僕を想って心震わせてくれる

僕さえここにいれば、と

君の矛盾も
君の素直さも
想い馳せれば強く在れる

そう
そうだね
これが恋というものなのかな

僕も恋をしてるんだろうと
そう思うよ

From yamato tenji

   

 

【SIS world】の大和天慈こと、愛しの天ちゃんより。

うちの詩のお返事(返詩)という形で頂きました。

返詩だけに、対になるうちの詩を載せてみたのですが・・・
(左がひいろ。右が天ちゃんからの返詩になります)

見事に、天ちゃんの詩をぶち壊しっすか!?

ぎゃぁぁ(>_<)、ごめん、ごめんね天ちゃん!!

 

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